NHK和歌山放送局の夜のニュース「あすのWA!」な中で、森永ヒ素ミルク中毒事件から60年という特集(担当:森記者)が報道されました。
和歌山県の被害者河端拓也さんに焦点を当て、この4月に亡くなられたお母さんが「自分がなくなってからのことが心配」と話されていたことを紹介し、知的障害と言語障害のある拓也さんが「ここまで育ててくれたことに感謝しています」と述べられていました。
また、ひかり協会主催の被害者交流会で、守る会のメンバーらが和気あいあいと喋り合っている姿が映され、拓也さんは「みんなに支えてもらって、みんなに教えてもらいながら、頑張っていこうと思う」と話していました。
堀端委員長は「親たちは10分の1しか残っていない。これからは被害者同士が支えあうことが欠かせない」と、今後の方向性を述べていました。