毎年開催している守る会と森永乳業による合同慰霊祭は、今年は10月11日(金)に守る会代表8名と会社代表の5名が出席し、和歌山県高野山で行われました。
慰霊祭当日は、昨年に続き晴天に恵まれ、早朝に全員が大阪市の南海電鉄難波駅に集合し、特急こうやで高野山に向かいました。
終点の極楽橋駅より多くの観光客・参拝客とともにケーブルカーに乗り、高野山頂駅で下車し、慰霊碑・慈母観音像のある奥の院へ移動しました。
今回の慰霊祭は、龍泉院の住職はじめ僧侶3名による読経があり、各代表が順次焼香し、亡き被害者を悼みました。その後龍泉院本堂に移動してお参りし、過去帳に記された亡き被害者の方々に思いをはせました。
今年は、救済事業が開始されて50年の年であり、区切りの年でありますが、年々お亡くなりになる被害者の方も増えてきております。過去帳の中にも被害者の会の時からの仲間の名前があり、いっそう悲しみが深まりました。
今回の慰霊祭は関係者が、恒久救済の遂行をあらためて確認しあう大切な機会となりました。