事件発生当時、被災者同盟が高額の賠償金請求をしていると宣伝され、「子どもを救い守るため」という親の真の願いが伝わらず、国民の理解と支持が得られなくなり、同時に国や森永の反攻も強まり被害者運動は終息したという苦い経験をしました。
この教訓を生かし、再結集後は、守る会運動の原点として人道主義・社会正義を掲げ、子どもの恒久救済を実現することをめざして活動をしてきました。
今日でも、被害者同士が助け合う協力員活動や公的制度を優先的に利用する救済事業をすすめ、常に社会からの支持が得られるような活動をするように努めています。