50年記念誌は2005年8月に森永ひ素ミルク中毒の被害者を守る会が発行した冊子です。第1章では事件の発生した1955(昭和30)年から2005(平成17)年までの歴史を記しています。
1章の前半は被害児救済のためにたたかってきた時代の記録、後半は現在も続く救済機関であるひかり協会設立後の救済の記録です。
第2章は運動や救済にかかわってきた人々へのインタビューです。現在ではすでに半数以上の方が亡くなられました(北村藤一、菊地孝生、中坊公平、細川一眞、大槻高、丸山博、小畑芳三の各氏が故人である)が、貴重な証言の記録であり、現在運動と救済にかかわる人たちへの教訓と励ましの言葉が集められています。
第3章は救済事業の実際ということで救済事業の一覧や守る会活動を紹介しています。
3500部の限定出版のため、現在は販売しておりません。そのため、このホームページで「はじめに」と「第1章」と「第2章」を閲覧していただけるようにしました。(出版当時の表記のため、第2章に登場する人の年齢等は当時のものです。)